軌間15インチ(381mm)の実用ミニ鉄道。本物の鉄道の世界がここにある。実際にマスコンやブレーキハンドルを握って運転できる。乗り込める。出張運転もある。

桜谷軽便鉄道 車両紹介

桜谷軽便鉄道をはじめてからいつのまにか何年も過ぎました。そんな桜谷軽便鉄道では、各地で活躍した車両たちをモチーフにした動力車や客車たちを たくさん製造しました。そんな桜谷軽便鉄道の車両達をご紹介します。

デハ6 電車

1999年10月製造、出力58Wx2基、全長1840x全幅510x高さ1480mm
花巻電気鉄道の通称「馬面電車」をモチーフにした デハ6号電車は、車輪径125mmの2軸ボギー台車を履いた桜谷軽便鉄道初のボギー車です。
車内は定員3名のロングシートで、モーターは1台車=1モーターで、ポールにより直流30Vを集電して走ります。
ボギー車両ならではのゴトンゴトンという軌条音、ガガーッ、キーンというきしみ音も本格的です。
コントローラは多段ノッチ式制御を採用しています。ブレーキは、明治頃の電車に特徴的な「手巻き式」です。
真鍮製のハンドルをぐるぐる回してその回転力を床下に伝え、鎖で制動靴を引っ張るという制動方式です。
制動靴はスプリングにより通常「緩め」状態になっているため、ハンドルを手からはなすと勢いよく回転して元に戻ってしまいます。
そのため、足下に「ラッチ」機構が付いています。
このようなブレーキ装置は、現在では動態保存されている「京都N電」などに見ることができるのみです。
デハ6号電車は架線集電方式であるため開通当初の非電化の南山線には入線できず、軌道線に残されました。
動く機会が少なくなってはいましたが、それでも時折”吊り掛け風”モーター音を響かせて狭い庭を走っていました。
廃線直前まで軌道線に配置され、電化されてかなりたってから南山線に移籍。
平地仕様の為、勾配のきつい南山線では活躍機会も少なくわずかに「桜谷まつり」で展示・試運転されるだけで、「桜谷駅」の留置線に留まっていましたが、
2011年5月の「桜谷まつり」の後にマスコン1基を残して譲渡されました。

製造中のデハ6の骨格/特徴的なポール集電装置のデハ6の屋根


運転台/極めて幅の狭い車内


初めてのボギー車の台車・台枠/制動靴


ブレーキ用ラッチ/完成したデハ6


玄関脇の作業場にたたずむデハ6/完成したデハ6側面


車両 Line Up

1996年11月製造/廃車・解体
バッテリー動車 1号機
1997年5月製造/活躍中
バッテリー機関車 2号機
1997年12月製造/廃車・譲渡
バッテリー動車 3号機
1998年10月製造/譲渡
ガソリン機関車 4号機
1999年5月製造/廃車・解体
凸型電気機関車 5号機
1999年10月製造/譲渡
デハ6 電車
2000年5月製造/活躍中
バッテリー機関車 7号機
2000年11月製造/活躍中
蒸気機関車 8号機
2002年5月製造/譲渡
ガソリン機関車 B5号機
2003年2月製造/客車化
ガソリン動車 キハ3
2004年1月製造/活躍中
電気機関車 デキ12
2005年5月製造/活躍中
モハ1408 電車
2006年7月製造/活躍中
電気機関車 デキ3
2010年8月製造/譲渡
ガソリン機関車 DD11-9号機
2011年6月製造/活躍中
10番 木製電車
2013年4月製造/活躍中
電気機関車 ED51号機